1957-04-17 第26回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第29号
ところが現行協定の改訂案に対するわれわれの要求に対しまして、向うの提出してきたものは、いわゆる研究協定と動力協定とを合せたところの一般協定——ゼネラル・アグリーメントの内容を持ってきたのであります。その内容は、こちらに一般協定をやるという結論がない限りは、現在の研究協定の立場から受諾しがたいような厳格な保障措置が入っておる。
ところが現行協定の改訂案に対するわれわれの要求に対しまして、向うの提出してきたものは、いわゆる研究協定と動力協定とを合せたところの一般協定——ゼネラル・アグリーメントの内容を持ってきたのであります。その内容は、こちらに一般協定をやるという結論がない限りは、現在の研究協定の立場から受諾しがたいような厳格な保障措置が入っておる。
それで、あの条約を審議するためには、必ず加盟しておるところの列国の意向というものを的確に知らなければならないはずでありますから、それを知るためには、外務省を通じて、米、英その他加盟国全部について——もちろんソビエトも含むのは当然と思いますが、そういう国々に対して、外務省はそれらの国がどういうふうにものを考えているのか、その中でも国連憲章を中心として一般協定——ゼネラル・アグリーメントについて、どういう
ガットとは、関税及び貿易に関する一般協定、ゼネラル・アグリーメント・オン・タリフス・アンド・トレードの略称でありまして、関税、その他輸出入に関連する事項についての無条件最恵国待遇の許与、関税その他貿易障害の低減、通商上の差別待遇の除去、こういったことを主目的とした国際協定でありまして、一九四七年十月三十日に成立し、その締約国は現在世界の主要貿易国の三十四カ国であります。